「好きだけど社内恋愛したくない」と考える人の心理には、さまざまな理由や背景が絡んでいます。
実際に、Yahoo!知恵袋などでは、「好きだけど社内恋愛したくない」という人の質問も多くあります。
「社内恋愛をしたくない」という自分の想いとは裏腹に、社内に好きな人ができてしまった場合はどうすべきなのか?に悩む人もいるのではないでしょうか?
本記事ではどうすべきかを検討し、回答します。
職場・社内恋愛したくない人は本当に社内恋愛をしない?
社内恋愛をしたくない人は、そもそも好きな人が社内にいない前提で日々過ごしているものの、「自分自身でこの人だ」と思うような人と恋愛したい、と思うはずです。
なので、「社内恋愛をしたくない」と心では決めてても、職場にいる人を好きになったら社内恋愛する可能性が高いです。
哲学的な話になりますが、「好きになった人がいて恋愛をしない」ということはそもそもないはずなので、「社内恋愛しない人」は、好きな人が社内にいないと言えるでしょう。

なので、出会いを作るためにもマッチングアプリをよく使うんですね。
好きだけど職場で社内恋愛したくない人の本音や建前とは?
以下では、職場で社内恋愛したくない人の本音や建前を複数紹介します。

建前上「社内恋愛したくない」という考えは持っていても、本音は「社内恋愛したい」と思っている人も多そうです。
職場の雰囲気や人間関係を壊したくないから
意中の人がいても、職場の雰囲気や人間関係を壊したくないという意見です。
異性が全くいない職場の人は「異性が多い会社は羨ましい…」と言いますが、実は社内恋愛は「危険な果実」です。理由はあらぬ噂が広がりやすく、破局したときは人間関係が気まずくなります。さらに「セクハラ」と言われる可能性も極めて高いので、恋愛をしない人の方が多いです。会社は学校ではない。
— ぱやぱやくん (@paya_paya_kun) November 22, 2023
職場での社内恋愛が発覚すると、同僚や上司との関係がぎくしゃくする可能性があります。
- 「噂されて働きづらくなるのが嫌だ」
- 「同僚に気を遣わせたくない」
- 「そもそも社内恋愛に興味がない」
という考えを持っている人も多く、仮に社内恋愛によって仕事に影響が出ると、後々プロジェクトがうまく進められなかったり、
変な噂やゴシップを流されたりして、最終的には雰囲気や人間関係が悪くなり、自分が職場に居づらくなってしまうのです。

このように、恋愛が原因で職場のコミュニケーションが難しくなったり、チームのパフォーマンスに影響が出たりすることを心配する人も多いです。
仕事とプライベートはきっちり分けたいから
好きだけど「社内恋愛したくない」人の本音や建前として、オンオフをしっかり分けたい人もいます。
社内恋愛をすると、職場のある人が恋人になるので、部署や仕事によっては毎日顔を合わせるなければなりません。
すると、プライベートと仕事の境界が曖昧になりやすく、仕事に集中できなくなりかねません。
とはいえ、建前でオンオフをきっちり分けたいとは言っても、実際には社内恋愛をしたいと思っている人もいます。
そもそも、職場に意中の人がいれば無意識に目で追ってしまいますし、「恋は盲目」と言われるように、気になる人ができるとオンオフ問わずにその人のことを考えてしまうこともあります。

社内恋愛をすると仕事に悪影響が出る、の方が考えられがちですが「プライベートでも仕事の話ばかりになりかねない」というリスクもあるでしょう。
別れた場合のリスクが大きいから
好きだけど「社内恋愛をしたくない」人の本音や建前には、「社内恋愛が終わって失敗した後のリスクが大きい」から、という意見もあります。
リスクとしては、以下が挙げられます。
- 気まずくなって仕事のコミュニケーションでも声をかけづらくなる
- 社内恋愛が周りに知られている場合、周りの目が気になる
- 原因のある方が「あいつはそんなことをしたのか」とえこひいきされる可能性がある
- 昇進や評価が悪い方向に行きそう
仮に社内恋愛で付き合った後、しばらくして別れる結果になってしまったときに、なかには「どちらか一方が退職せざるを得ない」という状況にもなります。

実際に女性の方が職場での社内恋愛が失敗すると、退職してしまうケースが多いように感じますし、僕自身も前職でそのような女性を見てきました。(もちろん退職理由は「社内恋愛に失敗したから…」ではありませんw)
また、別れてどちらも残るとなっても、同じ職場にいることには変わりませんから、ストレスや気まずさを抱えて嫌だな、と考える人も少なくありません。
そのため、破局後に周囲の同僚や上司に迷惑をかけたり、巻き込んでしまったりすることが嫌な本音もあります。
こちらに関しては建前であることも少ないと言えるでしょう。結局はこのリスクを無視していると自分に跳ね返ってきそうですしね。
関連記事:【絶対するな?】職場での社内恋愛はリスク高すぎる?
キャリアアップ・チェンジができなくなるのが嫌
社内恋愛をしたくない人の本音や建前には、キャリアアップができなくなるのが嫌だという理由もあります。
とくに、評価者の場合、意中の人を贔屓目に見てしまうことで評価がプラスになったり、一方で上司からの私的な感情で、社内恋愛している人の評価を下げてしまったりする事例もあります。
「仕事が第一優先にしたい」人がこのような評価を受けてしまった場合、社内のキャリアステップは社内恋愛をしている限りしにくくなるので、こうなることが嫌だと考える人も多いのです。
社内で未経験の職種に挑戦したいと思っていても、社内恋愛が原因でできなくなったりすることもあるので注意が必要です。
また、キャリアアップやキャリアチェンジなど「キャリア形成への懸念」のほかにも、「異動や解雇のリスクを避けたい」というパターンもあります。
社内恋愛が禁止されている場合、恋愛関係が明るみに出ることで異動を受ける可能性があります。

ちなみに、社内恋愛で解雇になることはほぼありませんが、不倫や妊娠などをさせてしまうなど、職場での仕事にかなり悪影響がある場合は解雇となった例もあります。
関連記事:社内恋愛禁止の職場でバレたらどうなるのか?【クビ?】
職場以外での出会いで恋愛をしたいから
職場以外で出会いを求めたい、恋愛と仕事を完全に切り離したいという本音と建前もあります。
実際に、仕事がしづらくなるというリスクを侵してまで、社内恋愛をしたいかというと普通に外での出会いを求めたい人の方が多いです。
また、社内恋愛の場合は毎日距離が近すぎて当たり前の存在になってしまう、という恋愛面でのリスクもあるのです。
職場・社内恋愛をしたくない人はどうすべき?
職場での社内恋愛は確かに理由としては普通であり、出会いを聞かれても普通に答えられますが、このような「自然な出会い」を意識しすぎた出会いの場が広がらず恋愛がしにくくなってしまうのです。
そこで、出会いを作るのがマッチングアプリです。

かくいう僕自身も社内恋愛は数多く見てきて、羨ましいなと思う反面、マッチングアプリで出会った人と結婚しています。
正直、「将来一緒にいたいと思えるような人が職場にいる確率」は非常に低いうえ、最近だとマッチングアプリを使っている人は年齢問わず一般的になってきました。
職場が大企業であっても中小企業であっても、本記事やサイトで紹介しているようなリスクはあるので、それを犯してまで社内恋愛をすることはデメリットしかありません。